坂下組では、毎月1度の例会を行っています。
昨日が例会でした。先日、災害ボランティアで福島に行っていた、小林本店 土木部 Ｈ主任の報告がありました。
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報告は、福島の街の様子や、ボランティアの活動状況等でした。
福島の繁華街は、被災地とは思えないほど復旧しているそうですが、道路の側溝は傾いたままだそうです。
傾いているというのは、道路が30センチほど沈下しているのに対し、建物が沈下していないため、側溝の建物側と道路側で高低差ができて、傾いているそうです。
ボランティアの活動状況は、福島のボランティア協会（申し訳ありません正式名称が分かりません…）に行き「マッチング」と言われる求められる作業と、作業する人材を引き合わせ、作業場所、内容が決定します。
決定した作業場へは、送迎バスや、作業車が不足しているのか、車持込みのボランティアの方の車に乗り合わせで行くそうです。
作業は、津波の被害に遭った家屋の解体前分別だそうです。
分別は大変厳しく、木材に釘一本残っていても引き取らないそうです。
解体工事専門の会社が施工するわけではないので、厳しくすると復旧が遅れるのでは…と、心配になります。
作業をしていると、被災された農家の方が話しかけてこられるそうです。
「わたしの畑の土にガラスや瓦が入っているので取り除くのを手伝ってください」
人力での作業ではできる量、範囲が限られるのですが、ボランティア協会のほうから、「被災者からの申し出は断らないでくれ」と言われていたのでお手伝いをしたそうです。
Ｈ主任は、大変貴重な体験をさせていただいた、津波の被災地の状況は悲惨で思い出すだけでも涙が出るとのことでした。
改めて、何をしないといけないのか！！何ができるのか！！考えさせられる報告会でした。
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