現在、坂下組ではJR九州(九州旅客鉄道株式会社)様の分譲マンションブランド「MJR」の施工に携わらせていただいております。
宮崎市淀川にて施工中の、「MJR大淀リバーサイド」について、今週末にテレビで紹介されるとのことです。
放送日:2022年10月30日(日)15:00~
放送局:MRT宮崎放送
番組名:住まいるハウス マンション編~住まいにも運命の出逢いがある!?~
ぜひご覧いただければと思います。
ちなみに、MJR大淀リバーサイドの詳細については、下記リンクからどうぞ。
MJR大淀リバーサイド ウェブサイト
さて、テレビ番組の告知というPR(広報)の話題になったので、せっかくですから久しぶりに宮崎本社MEGANEによるロゴ探訪も併せてお届けします。
もちろん、今回はJR様。
大変なじみ深いロゴですね。
もともとは「日本国有鉄道」でしたが、民営化によって1987年に発足した鉄道会社の統一的総称「JR」。
各地域の「旅客鉄道会社」6社と、「貨物鉄道会社」1社で構成されています。
それぞれにイメージカラーが決められているのをご存じでしたか?
宮崎にお住まいの方は、青や緑のJRロゴに違和感を感じる方もいらっしゃることと思います。
私MEGANEは、JR西日本エリアである富山育ちでしたので青色派でした。
(その頃確かJR東海のテレビCMも流れていたような気もしますが)。
その後、同じ西日本エリア(青)である大阪にて就職し、しばらくして東京(東日本エリア)に異動になった際、JRロゴも東京の駅舎内の時計も緑なのを見て、「新しい地に辿り着いた」と実感したのを今でも覚えています。
色やロゴと思い出が結びついているわけですね。
さて、企業ロゴの中には、どなたが制作者したのかが外部に明かされていないケースも多々ありますが、幸いJR様については、ロゴ制作会社に辿り着くことができました。
そして、デザインに込めた意図等の解説を見ることができるんですね。これが大切です。
ちなみに、JRロゴを担当したのは日本デザインセンター。デザイナーは、山本 洋司さん。
その実績紹介ページには、次の通り制作意図が紹介されています。
1987年、国鉄が民営化するにあたり、JRのロゴマークを制作しました。鉄道車両は両方向に進行するため、
車両が右に動いても左に動いても違和感のないようにデザイン。高速で走行しているときの視認性にも配慮した
太さとしました。また、横に広がるシンプルな一筆書きの形状によりスピード感も表現しています。
何気なく見ている文字にも、相当なこだわりが詰まっているわけですね。
そして、JR様のロゴは、日本語部分にもこだわりが。
おわかりになりますか?
九州旅客鉄道株式会社の「鉄」の部分。
一般的には、「金」辺に「失」なのですが、つくりが「矢」になっています。
これはJRの発足時に、鉄という字が「お金を失う」と読めてしまうため、「失」の4画目が突き出ない「矢」になったと聞いたことがあります。
(しかしJR四国だけは、そもそも「鉄」の漢字は「鐵」が元なのだから「失」には当たらないとして「鉄」のまま使っているのだとか。)
様々な想いがこもり、歴史を重ねていくロゴ。
見れば見るほど味わい深いですね。
カテゴリ
アーカイブ