突然ですが、皆さんはチョコレートがお好きですか?
チョコレートの原料となるカカオマスには下記の効果があると言われています。
① 血圧低下~血管が詰まり、細くなることで血圧は上昇しますが、カカオポリフェノールをとることで、血管を広げる作用が期待できます。
② 動脈硬化予防~動脈硬化を引き起こす原因のひとつに「活性酸素」があげられますが、カカオポリフェノールの強い抗酸化力により、酸化を抑える働きが期待できます。
③ 美容効果~肌老化の原因のひとつである「活性酸素」が引き起こすトラブルを防ぐことが期待できます。
④ アレルギーの改善~アレルギーの発症には過剰に作られる「活性酸素」が関わっていると言われています。カカオポリフェノールは、「活性酸素」を生み出すさまざまな因子の働きを抑制することが報告されています。
⑤ 脳の活性化~脳は加齢とともに記憶や学習などの認知機能が低下しますが、カカオポリフェノールは、脳の栄養といわれる「BDNF」に働きかけ、認知機能を高める可能性があります。
このように多くの効果が期待できるチョコレートですが、実は注意が必要です。
なぜでしょう?
理由は原材料欄にあります。
食品表示法により加工品の原材料欄は含有量の多い順に表記することとなっています。
1番最初の表記がカカオマスであれば、そのチョコレートは多くのカカオマスが含まれています。
一方、カカオマスより砂糖や植物性油脂が先に表記されていたら、残念ながら、そのチョコレートには
上記①~⑤の効果を期待するのは難しいかもしれません。
まして植物性油脂が1番先に表記されていたとしたら・・・
油と砂糖の塊を食べている可能性が高くなります。
なぜなら、一般的なチョコレートの砂糖含有量は30~40%程度と言われています。
砂糖より前に植物性油脂が表記されている場合、植物性油脂含有量は40%を超えている可能性が高くなります。
つまり、植物性油脂と砂糖だけで7割を超えてしまう事になります。
そうなると、チョコレートに期待していた効果は得られず、逆に肌荒れや内臓疾患、免疫力の低下を招く恐れまで出てきます。
(植物性油脂は「狂った脂肪」「悪魔の油」といわれるトランス脂肪酸を含んでいます。トランス脂肪酸は、糖尿病やがん、うつ病、認知症といった病気を招く危険が指摘され、米国では使用禁止となっています)
体にいいと思って食べたチョコレートが、実は多くの砂糖と油で作られたものだったとしたら・・・
今、チョコレートをお持ちの方
それはチョコレートですか?
カテゴリ
アーカイブ