今日は、尾平トンネルの現場報告をしたいと思います。
尾平トンネルでは、安全祈願祭も無事終わり、掘削作業にかかりました。トンネル掘削は、ドリルジャンボと言う大型のボーリングマシーンで岩盤に穴を穿ち、岩盤を破砕するための薬品を挿入します。
普通は、ダイナマイトで爆破するのですが、この現場では、国道327号が近接し、かつ九州電力の導水管が近くにある為、制御発破をせざるを得ません。
これは、新しく開発された、ロックラック工法と言います。
ドリルジャンボで穴を穿つ場合は、水圧を回転力に変えて施工します。
これは、坑内での粉じんを抑制するためです。発破したすぐの岩盤は角が尖っていて、岩盤を除去するタイヤショベルのタイヤを傷つける為、タイヤには鎖カタビラを装着しています。
今後も、進捗に合わせて現場報告をしていきたいと思います。
カテゴリ
アーカイブ