私たちが普段使う言葉には語源があります。 しかし普段使うからこそ、語源を意識する事は少ないと思います。
今日は、最近知った「叩き起こす」の語源について書きたいと思います。
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高校生の時、夜遅くまで部活をし、課外で朝が早いにもかかわらず、なかなか起きない私を起こそうと、 母は寝ている私に2・3発ビンタをしては逃げるという行為を
私が起きるまで繰り返し、起こしてくれていました。
そんな事もあり、「叩き起こす」は人をたたいて起こすが語源と思い込んでいました。 ところが、叩くのは人でなく丸太だったんです。
昔の囚人の枕は一本の丸太で、みんな頭をもたせかけ眠っていました。枕にしている丸太を、小槌でたたき音と振動で起こす。
これが「叩き起こす」の語源とのことです。
*江戸時代 本火消しは常時勤務であったが、夜に火事があった際、一人一人起こしては時間がかかるので、木を一か所叩くことで起こせるよう
寝るときは十人くらいで同じ木を枕にして寝ていたが語源とする説もあります。
語源を解説している辞典やwebサイトもありますので、良く使う言葉の語源を調べてみるのも面白いですね。
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