今日は、宮崎市で施工中の宮崎海岸突堤の現場報告をしたいと思います。
この現場は、流出した一ッ葉海岸の砂浜を取り戻すための工事です。
岸から沖に向かって50mの突堤を構築し、海流の方向を変えて岸壁に砂を堆積させます。
まず、海底にマット(アスファルト性、布性)を敷き、その上に岩石、コンクリート塊を投入し、突堤を造っていきます。
このマットは、海流により砂が洗掘され、せっかく造った堤防が壊れるのを防ぐ役割があります。
岩石・コンクリート塊を堤防のように整形し、表面をコンクリートブロックで保護して完成となります。
現在、コンクリート塊を投入している所です。
この石を掴んでいるバケットは、通称『オレンジ』と言います。
ミカンの房に見えることから、このように呼ばれています。
バケットも色々な形があって、砂をすくう物、岩石を掴む物等、用途によって色々あります。
この現場は、一ッ葉有料道路の休憩所がある海岸で工事を行っています。
写真を見て頂ければ分かるように、非常に天候に左右される工事で、なかなか思うように施工が出来ない日もありますが、残り2ヶ月を切り、着々と完成に向かっています。
また完成した際には、ブログで報告したいと思います!!!
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