吉野地区下流地区築堤外工事が無事完了しました。
工事の説明をしますと、宮崎市吉野に約230mの堤防を作成すること。
(この堤防は、他の業者さんと含めますと、1.5kmほどになります。)
他に、国富町榎瀬に樋門(水門)を作成すること。でした。
この榎瀬という地区は、平成17年台風14号により甚大な被害を受けていた地区で、水門を作って、今後の災害時に備えようというものです。
今回、完成後の水門を周辺のみなさんに見ていただこうと、4月7日に説明会が行われました。
水門はオートフラップゲートというもので、河川が増水した時に河川の水位に応じて自動で開閉する優れもの!
説明会の時には、手動で開閉していただき、どのような状態になるのか見てきました。
災害時には、水没してしまうため、もう見ることはないと思います。 貴重な経験でした。
あと、堤防を作るための土砂は綾町で採取しましたが、河川環境の保護ということで、綾町の河川に鮎の稚魚を放流するイベントに参加してきました。
4月26日に726kg(約145,200匹:一匹3〜8gで6、7cm程度)を放流するということで、お手伝いさせていただきました。
綾町の緑豊かな川で、解き放たれた鮎は、気持ちよさそうに泳いでいきました。
子供の頃に戻ったようで、水に濡れながらはしゃいでしまいました。
これまた、なかなかない経験をさせていただき、非常に楽しかったです。
ちなみに今年は、水温がなかなか上がらず、例年より時期が遅い放流となったようでした。
鮎が大きく育ってくれるよう願うばかりです。
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