寒い日が続きますね。
 
先日、医大付近にヒマワリが咲いていました。
12月なのにヒマワリが咲くなんて、さすが南国などと思っていましたが、数日後にテレビで、冬に咲くヒマワリがあることを知りました。
その名は、皇帝ヒマワリ
原産はメキシコなどで、11月から咲きだし、高さが数メートルにもなるそうで、新渡戸稲造が日本に持ち帰ったことから、別名、ニトベギクとも言われています。
千葉県御宿町(オンジュクマチ)の皇帝ヒマワリが有名らしいですが、そこには素敵なエピソードがありました。
江戸時代の1609年 メキシコに向かっていた「サン・フランシスコ号」が、岩和田沖で座礁した際、住民の献身的な救出活動により、317人が救出され、その後も食料や衣服を提供するなどし、37日間保護しました。
今の時代では当然のことに思われますが、時代は江戸時代。言葉も通じなく、初めてみる外国人の為に住民が救出作業や充分ではない食料を提供するなど、なかなかできることではないような気がします。(しかも住民は300人と遭難者より少なかったそうです。)
その記念碑が岩和田漁港の岬の上に建てられ、友好のシンボルとしてメキシコ産の皇帝ヒマワリが千葉県御宿町に咲いているそうです。
機会があれば見に行ってみたいですね。
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