先日、宮崎本社のMEGANEさんが、延岡で施工中の標記工事作業所で撮影された写真をいただいたのでご紹介します!
現在、工程としては人工魚礁を制作段階にあり、現在FP魚礁を30基製作している最中です。
この魚礁、高さ5mもある巨大な構造物で、この写真は赤色の型枠でコンクリートを固めている状況です。
ちなみに「魚礁」(ぎょしょう)について、農林水産省のウェブサイトから解説を拝借しますと…
魚類を集めたり増やしたりするために海中や水中に設置するもので、次のような機能があります。
- 物陰に隠れる性質を持つ魚類の隠れ場
- 小型の魚類が大型の捕食魚から逃げるための逃避場
- 繁殖に欠かせない親魚の産卵場
- 魚礁により周辺の潮の流れを弱めることで、泳ぐ力の弱い動物プランクトンが集積する場
- プランクトンを食べる小型魚類が繁殖する場
出典:「魚食文化を支える」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2008/spe1_04.html
とのこと。
私たちの魚食文化を支えるためにも、漁場整備は欠かせません。こうした努力によって、魚がすくすくと成長できる環境が整備されているんですね。
(ちなみに魚が多く集まることから、「海のマンション」と呼ばれたりもするそうですよ)
土木工事は、その施工内容が大変多岐に渡ることが伝わります。
今後、AT魚礁を15基、ハニカム魚礁を15基製作していきます。
それでは、引き続き作業所周辺の写真をお楽しみください。
陸上での製作作業が終わると、ここから約5キロ先の沖に魚礁を沈めていきます。
今日は、MEGANEさんの写真と文章(少しだけ私も)に助けられました。ありがとうございます!!!
魚礁工事はもちろんのこと、他現場の現場報告もしていけるようにしたいと思います。
(現場の皆さん!写真提供よろしくお願いします)
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