今日は、カメラが趣味な夫から写真の提供をしてもらったので、
ご紹介したいと思います。
山口県美祢(みね)市にあります。特別天然記念物、秋吉台・秋芳洞です。
私は修学旅行で行った記憶がありますが、皆さんは行った事がありますか?
まずは秋吉台・・・
日本最大級のカルスト台地で、国定公園及び国の天然記念物に指定されています。
雄大な景観を作っている石灰岩は、およそ3億5千万年前に南方の海で
サンゴ礁として誕生し、それから長い月日を経て現在のようなカルスト台地を形成したそうです。
石灰岩はおもに炭酸カルシウムという成分からできていて、水に溶けやすいため、
石灰岩台地に降る雨は、空気中の二酸化炭素を含み込んで、弱酸性の水となります。
さらに土の中を通る時にも多くの二酸化炭素を含み、この水が石灰岩に触れると化学反応をおこし、
石灰岩を少しずつ溶かしてゆくのだそうです。
今も繰り返し、繰り返しながら変化を続けていく大地、自然の芸術作品ですね。
続いて秋芳洞・・・
秋吉台国定公園の地下100mに位置する所にあり、こちらも特別天然記念物に指定されています。
石灰岩台地に降った雨が割れ目や隙間から岩を溶かして流れ込み、地下で岩を溶かして
流れていくにつれ、空洞化していき、その空洞が大きくなり鍾乳洞ができていくそうです。
洞内の総延長は10kmを超える国内最大級で、約1kmに及ぶ観光コースもあるそうです。
写真は、まるで棚田を思わするような「百枚皿」です。長い月日をかけて生み出された
自然の造形美は見ごたえがありますね。
洞内の温度は四季を通じて17℃で一定し、夏は涼しく冬は暖かく、雨の日でも快適に
観光を楽しめるそうです。
多くの施設やたくさんの体験ができ、とても充実している観光名所のようです。
写真を見ると学生時代を思い出し、また行ってみたいと思いました。
写真の提供、ありがとうございました。
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