本日の坂下組社員BLOGは、宮崎本社を「宮座秋本社」と誤入力しがちなMEGANEが担当します。
さて、突然ですが皆さんは、RPAという言葉をご存じですか？
RPGなら知っているけど、というあなた。
RPGは、Role-Playing Game。
各自に割り当てられた役割(Role)をもったキャラクターを操作(Play)し、物語を進めていくゲーム(Game)のことですね。
残念ながら、RPAは似ているようで一文字も共通していません。
RPAとは、Robotic Process Automation（ロボティック・プロセス・オートメーション）の略で、直訳すると「ロボットによる、作業の、自動操作」。
つまり、ロボットに作業をしてもらうことを意味します。
「ロボットが作業をするなんて、大手企業がお金をかけてやることでしょう？」
と思うかもしれません。
しかし、坂下組 宮崎本社のBREAD先生が教えてくださいました。
Microsoftが、無料から始められるツールを提供しています、と。
それこそが、MicrosoftによるRPAツール「Microsoft Power Automate」なのです。
事の発端は、同じく総務部のS梨係長の悩みから。
毎年必要となる、とある組織のPDF様式への入力業務が、超単純作業でありながら、かなりの時間を要していたのです。
エクセルでリスト化された情報を、PDFに一件一件貼り付けていく…それを約700回繰り返すともなると、結構な作業時間です。
そこでBREAD先生。
エクセルからPDFに、適切な情報を適切な欄に転記し、その項目数も自らカウントして入力し、PDFを適切な場所に名前を付けて保存し、2つ目のPDFを立ち上げて、同様の作業を繰り返し、3つ目のPDFまで完成させる…
そんな作業を全て自動で行ってくれる仕組み（フロー）を見事開発してくださいました。
これにより、来年はエクセルの中身を更新するだけで、あとはワンクリックでPDFが出来上がるはずです。（ね、BREAD先生？）
そのフローを実行中は、誰もパソコンの前にいなくても画面の中で勝手に作業が進んでいくので、まるで魔法を見ているよう。
楽しくも不思議なひとときを経験することができます。（これが当たり前になっていくのでしょうが）
※ちなみに、今回作ったフローは住所などの個人情報を多く含んでいるので、動画をお見せできません。残念！
ちなみにBREAD先生は、出社後に「グループウェアを立ち上げて、ログインし、タイムカードを打刻する」ことをワンクリックで完了できるフロー等も作っているそうです。
こちらは、Microsoft Power Automateのウェブサイト。
「重要なことに時間をかけて その他のことは自動化しましょう」というメッセージが目に飛び込んできます。
まさにこの通りで、単純作業を行っていた時間を、考えたり、新しいことを企画したり、現場に足を運んだり、コミュニケーションをとったり…
そうした大切なことに充てていきましょうということですね。素晴らしいメッセージです。
私も、これからPower AutomateをはじめとするRPAを勉強をしていって、自分自身だけでなく、全社的に業務が効率化できるようアイデアを出していきたいと思います。
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