毎日暑い日が続いていますね。本日の坂下組 社員BLOGは、宮崎本社のMEGANEがお届けします。
総務部の私は、比較的業務時間を社内で過ごすことが多いのですが、年々、社外の方とお話させていただく機会が増えております。
昨年のことでしたが、とある講習会のペアワークにて、相手の方から
「MEGANEさんは、アサーティブな話し方をされますね」
と言われました。
自分自身がアサーティブかどうか、自覚したことはありませんでしたが、ほぼ初対面だったにも関わらず、そうして相手のコミュニケーションの様子を瞬時に見抜く能力に驚いたことを覚えています。
(今思えば、そのことを私に率直かつ自然に伝えてくださったその方も、かなりアサーティブだったんだろうと思います。)
さて、その「アサーティブ」という言葉。もしかしたら馴染みのない方がいらっしゃるかもしれませんので、本日は少し掘り下げてみたいと思います。
アサーティブ(Assertive)とは、goo辞書によると「積極的なさま。自分の意見や感情をはっきりと述べるさま」という意味。
それだけを見ると、私が自分の意見だけをガツガツ押し付けるだけの大変な人物に思われるかもしれませんが…
「アサーティブなコミュニケーション」となると、相手の立場や意見を尊重しつつも、自分の主張を、その場に適切な言い方で正確に伝える表現方法を意味します。
1949年に米国の心理学者が開発したカウンセリングの手法が基礎となるコミュニケーションの在り方で、その誕生から70年以上経っていますが、今でも重要視されているんですね。
思えば、複数の人が意見を交わし合う会議の場で、建設的に話し合いを進めるにあたって大切なことは、相手を攻撃することや自分の主張を我慢することではなく、相手を尊重しつつ自分の意見も伝えていくことです。
さらに、近年はダイバーシティ&インクルージョンの大切さが叫ばれていますが、様々なバックグラウンドを持つ人が集まる中では、より質の高いアサーティブコミュニケーションが求められるでしょうし、その実現こそがインクルーシブな社会の創造に繋がるといっても過言ではありません。
あなたは、アサーティブなコミュニケーション、取れていますか?
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