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温度応答型着氷雪防⽌コーティング

投稿日:2025/01/30

寒い寒い寒い・・・通勤は車で駐車場もありがたいことに近くなのでDoor to Door。上着を持ってこないことが多いのですが、急な外出の時は一度絶望してから、気合で乗り切っております。

さ~て、ブログのタイトル「温度応答型着氷雪防⽌コーティング」ってご存じですか?
え?いまさらですか?


※写真は国立研究開発法人 産業技術総合研究所 光熱制御材料グループよりお借りしました。

これは漢字の通り、氷や雪の付着を防止するコーティング材料のことです。
先日テレビでちらっと見たのですが、すごく印象に残ったので調べてみました。

「博士は今日も嫉妬する~人生が楽しくなる最新テクノロジー~」という番組で宮川大輔さんが出演されている番組です。5分間の短い番組ですが、そこも見やすくて良き。
・・・み、みやざきは一週間くらい、しかも放送時間が違うかもです。

これは産業技術総合研究所 光熱制御材料グループが研究開発した気温が氷点下になると表面から潤滑液を自ら徐放(徐々に放出すること)するコーティング材料のことです。例えば積雪しやすい屋根や看板などにこの特殊なコーティング加工を施します。条件を満たすと潤滑液が徐放され、氷雪が滑り落ちて氷雪の付着を防ぐというもの。

そして、この仕組みは軟体動物から着想を得たそうで、その軟体動物にビックリ!
それは・・・

「ナメクジ」

だそうです。苦手な方もいると思いますので写真は控えます汗

研究者の浦田千尋博士は
「ナメクジは地面を這って移動するのに体に泥が付着していない!」
と気づいたことからこの研究に繋がったそうです。

豪雪地帯の家の屋根や、道路標識などを使って実証実験を重ねているそうです。また豪雪地域にある太陽光発電のパネルにもこの加工を施すことで、積雪によって発電量が少なくなることも防げるそうです。

宮崎市内で雪が降ることは滅多にない(2005年に1cmの積雪を最後に「雪が積もる」状態は19年ないそうです)ので使用する機会はないかもしれませんが、えびの高原や諸塚など県北の作業所ではいいかもしれません。

天才って思いもかけないものや生き物からヒントを得て、新しいものを作り出す。
私もボーッとばかりしていられない!!!
何か発明してノーベル賞!・・・いやうまいこと出来てもイグノーベル賞か。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もポチっとお願いいたします。

サムネは「あか星」さんのラーメン。
おごっていただいたのでネギ増しのきくらげトッピングで、美味しくいただきました。

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