お久しぶりになってしまいましたが… 今日は椎葉村で施工中の、尾平トンネルの現場報告をしたいと思います。
トンネルの入り口にも、中の音を遮音するための防音壁が設置され、現在1030mの内、130m掘削が進んでいます。
トンネルは、トンネル自体でその構造を固めていく必要があります。その為の工法の一つとして、 ロックボルトと言う施工方法があります。
これは、トンネルから外側に向かって4mほどの鉄の棒(ロックボルト)を打ち込む工法です。
ジャンボドリルで岩盤に穴を穿ち、ドライモルタルを充填し、ロックボルトを差し込みます。
岩盤と岩盤をロックボルトで縫い合わせることにより、岩盤同士が競り合って、石造りのメガネ橋が崩落しないのと 同じ理屈でトンネルは形成されていきます。 毛虫の刺の様に、沢山のロックボルトを周辺に打ち込みながら堀り進んでいきます。
これからも進捗に合わせて報告していきたいと思います。
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