本日のブログは宮崎本社Nがお届けします。
8月もいよいよ明日までとなりました。
今年も新型コロナウイルスの影響により、夏祭りやイベント等が中止になった事で
夏らしい事はなかなかできませんでしたが、少しでも夏らしい事がしたいと思い
何年かぶりに手持ち花火を買ってみました。
子供の頃はロケット花火やねずみ花火など派手な花火が好きだったのですが、
何年かぶりに花火をしてみると線香花火のジワジワとした美しさに惹かれました。
火をつけると先端が玉のようになり、ジリジリと音を立てる。
そして、勢いよく火花を散らし、最後は細い線を描くように灯をともす。
途中で玉が落ちても火花を散らすことがあり、その儚くも必死に輝く様は
まるで人生のようだといわれることもあるそうです。
線香花火の光り方には段階があると聞いたことがあるので調べてみました。
最初の玉のような状態は「牡丹」、
そこから元気よく火花を散らす「松葉」となり、
勢いが落ち着いてきた頃合いを「柳」、
細い火花は「菊」に例えられています。
「日本情緒が感じられる表現を知ると、花火の観方が変わってくるはずだ。」とこの様な表現で名づけられたそうです。
誰が一番長く花火を楽しめるか競争するのも、線香花火の醍醐味ですよね。
ここでみつけた豆知識ですが、できるだけ長持ちさせるには、
火薬が詰まったところの少し上をひねってから着火。
そして、真ん中より少し上を持ち、斜めに傾けるといいそうです。
次にする時は試してみようと思いました。
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