3月16日(金)に桜の開花宣言がされましたので、宮崎市の標本木がある県総合文化公園へ桜を見に行ってきました。
満開に近い桜を見つけテンションが上がり、たくさんの写真を撮っていたところ 「それは山桜だよ」と妻の冷静な一言に一気にテンションが下がってしまいました。(笑)
・久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
・花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
上記の2首をはじめ、日本人は古来より桜を愛し、多くの和歌を詠んでいます。
今でこそ桜と言えばソメイヨシノですが、この時代からあるわけではなく、 江戸末期にエドヒガンザクラとオオシマザクラを交配して作られたと言われています。
ソメイヨシノは種を実らせることがほとんどない為、人の手により接ぎ木や挿し木を行う事で数を増やしてきました。
そのため全ての木が限られた原木を元に作られた同じ遺伝子を持つクローンと言われており、1995年のDNA解析により、全国のソメイヨシノがクローンだと判明しました。
クローンの為、病気に弱い性質も引き継がれ、花見客に根を踏まれ続ける事で多くのソメイヨシノが枯れてきていると言われています。
いよいよお花見シーズンに突入します。 花見は桜をいたわりながらマナーを守って楽しみたいものです。
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