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熊本城の現在

投稿日:2017/10/11

早くも10月半ばに差し掛かろうとしているのに、この暑さは何なんでしょう。 昨年同様、秋の過ごしやすい気候をあまり感じることなく、今年も寒い冬がやってきそうな予感です。

さて先日、U野支店長が日向地区建設業協会建築部会の研修で熊本へ行って参りました。 そこで昨年4月に発生した熊本地震で被災し、大きく傷ついた熊本城の視察に行ってきたようです。

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皆さんもニュースや新聞等で熊本城の被災状況をご覧になったことがあると思いますが、 熊本地震から1年以上経った現在、復旧に向け、工事が大きく進められています。
震災前

震災後

熊本城は、城内の13の重要文化財と20の復元建造物の全てが被害を受けました。

また「武者返し」と呼ばれる石垣は、約50カ所が崩れたとされ、 崩落した石材の一つひとつが城内の広場に集められ並べられています。

熊本城を復旧する上で、一番時間がかかると言うのが石垣なんだそうです。 なぜかと言いますと、熊本城は国の特別史跡に指定されていて、石垣は文化財だからです。 文化財は、指定を受けたときの状態を維持し、保護することが求められます。 破損したりすると、同じ部材を使って、まったく同じ形に戻すというのが基本なのだそうです。 最初の1年は、崩れた石を拾い集め、1つ1つに番号をふって、台帳を作る作業が行われました。 熊本市は今後、2019年に天守閣周辺の復旧を目指し、全体の修復を約20年で終えることを目標としています。 私も地震が起きる前の年に、たまたま10年ぶりくらいに熊本城を訪れていたんですが、 美しい姿を知っているだけに、震災後の熊本城の姿には、言葉も出ませんでした。 しかし多くの人の努力と高度な技術で熊本城は日々復旧が進められています。 日本3大名城で『難攻不落の城』と呼ばれる熊本城ですから、必ず復旧して、 またその優美な姿を見せてくれるのではないでしょうか! 熊本復興のシンボルとしても熊本城の復活に期待したいものです。

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