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本庄橋ニューマチック➂ 現場報告1

投稿日:2017/02/08

今日は、国富町で施工中の本庄橋ニューマチックの現場報告をしたいと思います!

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現在本庄橋は、老朽化により架け替え工事を行っています。
本庄橋ニューマチックと言うと、聞き覚えがあると思いますが、 坂下組は、一昨年は左岸側、昨年は右岸側の橋台工事を施工しました。

そして今回は、本庄橋のほぼ中央部の橋脚工事を坂下組・河野建設JVで施工しています。

現在、夜間にニューマチックのボックス内を掘削しながら昼間は上部の躯体コンクリートを施工しています。

その中で、縦筋の組立作業を紹介します。
この鉄筋には、防錆効果のある(サビラーズ)を塗布しているため、吊上げの時に抜け落ちる心配があります。

玉掛けワイヤーで二点を絞りかつ、荷締め機で締めあげて抜け落ち防止の為、鉄筋の端部に布製のバケツを 取付けます。

所定の位置に鉄筋を吊り込んだら、鉄筋圧接工事にかかります。
鉄筋の圧接方法は、従来はアセチレンガスで鉄筋を熱して溶着させる方法が主な手法でしたが、 この現場では、新NT工法を採用しています。
この工法は、鉄筋の付き合わせ面の隔離を1㎥以内にセットして、半円状に鉄のリングを仮溶接します。

このリングは、溶接金属が飛び散らないようにするのと、継手内に充填する目的で設置します。 継目の溶接は、半自動炭酸ガスアーク溶接で行います。

溶接面に炭酸ガスを吹き付けて溶接金属が酸化するのを防ぎながら繋いでいきます。

この工法を採用することにより、従来の圧接で出来ていた鉄筋・型枠組立の邪魔になるコブがなくなり、 また作業時間も大きく短縮されます。

建設会社にいると、「新工法」や「新技術」と言った言葉をよく耳にしますが、圧接作業も日々進化して スムーズかつ時間短縮に繋がっているんですね!
他にも紹介したい現場が山ほどありますので、本庄橋も含め、またブログで報告していきたいと思います!

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