お久しぶりになってしまいましたが・・・今日は日向市新庁舎の現場報告をしたいと思います!
新庁舎を建設する順序として、庁舎全体を支える為に支持杭を46本岩盤まで構築します。
杭の種類には色々ありますが、この現場では場所打ち杭が採用されています。
ノコギリの刃のような切り口のついた鉄の筒を回転しながら地中に押し込んでいきます。
筒の中の切り出された土砂をクレーンで取り出し、掘り進めていきます。
掘り終えたら、外で組立てた鉄筋の籠を挿入し、鉄の筒を抜きながら生コンを打設して、杭の完了となります。
次に、庁舎の基礎を造る為に、地盤を掘り下げなければなりません。
そのために土留用に矢板を打設します。打設方法には色々ありますが、街中と言うこともあり、振動や騒音の発生が少ないサイレントパイラー工法を採用しています。
庁舎の地盤は、地下水が高い為、水位を低下するためにウェルポイント工法を採用しています。
この工法は、矢板の内側に集水用のパイプを打設して、地下水を抜いて行く工法です。
ウェルポイントを施工したことで、現場の土砂はドライな状態になり、施工をスムーズに進めていくことができています。
また現場では、近隣住民の方々への配慮の一つとして、ダンプや生コン車が路上に出る際、タイヤを洗浄し、道路を汚さないようにしています。
今日は、前回の報告後から現在まで一気に報告をしました。
これからも工程に合わせて報告をしていきますので、楽しみにしててください(^^)
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