皆さんは「アオタイ」を知っていますか? …いいえ。魚の種類ではありません。(青鯛は「アオダイ」。)
宮崎市民と、全国の市民ランナーの方にはなじみ深い(と思われる)、「青島太平洋マラソン」の略称です。
今年のアオタイは、今週末の12月11日(日)に、記念すべき第30回大会として開催されます。
私MEGANEも昨年まで3年連続で出場しておりました。
(今年は、日常のランニング量が足りないので見送り。膝をやられぬよう。。。)
コースのアップダウンが比較的少なく、好記録が出やすい大会として、全国のランナーから人気の「アオタイ」。
出場エントリーにおいて、抽選制の大会が多くなっているなか、アオタイはインターネット受付に関しては先着制となっておりますが、
その人気は募集開始からわずか50分で締切になってしまうほどです。
ところで、私のような素人ランナーは、42.195kmを走るということだけでも大変さを感じてしまいますが、輪をかけてキツさが助長する2つの関門をご紹介します。
1 楠並木通りの往復 築80年を超える宮崎県庁を臨みながら走ることができる楠並木通り。
宮崎市の中心にある観光スポットを走れるのは大変素晴らしいことなのですが、このコースをご覧いただくとお分かりの通り、
ずっと道なりに進むフルマラソンコースの中で、楠並木通りを走るために往復路共に寄り道をする順路になっております。
ランナーの皆さま。「直進できればどれだけ楽か…」を感じつつ、横道にそれなければいけない思いを2度味わってください。
2 32km地点 宮崎市の様々な顔を楽しめるアオタイのラスト10kmは、「鬼の洗濯岩」でも有名な青島海岸を走ります。
そのために、32km地点で一度スタート地点(=ゴール地点)にたどり着き、また少しずつ離れていくこととなります。
32km地点といえば、心身の疲労がかなりたまっているポイント。
目の前にゴール地点があるのに、そこを通り過ぎてさらなる10kmに立ち向かうためには、ただの10km走とは全く違う精神力を持たなければなりません。
しかし! 苦しいばかりではランナーは参加しません。もちろん、アオタイが誇る素晴らしい魅力があります。
その1つが応援とボランティア。 沿道の市民の方、そしてたくさんの高校生ボランティアの方が、寒いなか一生懸命大きい声を出して市民ランナーを応援してくださいます。
きっと、この応援が力になって完走できた方やベストタイムが出た方も多いのでは。
もう1つが、36.9km地点の日向夏ゼリー。 私は、どれだけきつくても、「とりあえずあの美味しいゼリーを食べるまでは走ってみよう」と思いながら走りました。
宮崎県の特産「日向夏みかん」の美味しさがぎゅっと詰まったこのゼリーが疲れた心身を癒してくれます。
そして、残る5kmを頑張る元気が戻ってくるのです。
…と、思いの外語りすぎてしまいました。
ちなみに、この社員ブログお馴染みの執筆者のお一人も今年出場されます!
ランナー皆さまのご健闘、そして大会のご成功をお祈り申し上げます!!
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