宮崎本社のMEGANEです。
「お知らせ」でもご紹介した通り、先日、基盤整備センター及びポリテクセンター宮崎から計3名のご担当様が坂下組 宮崎本社に来社され、「建築工事業」分野の「職業能力の体系」の見直しに向けたヒアリングが行われました。
(参考記事:「基盤整備センターによる「職業能力の体系」整備に協力しています」)
「職業能力の体系」とは、業種毎の「仕事の見える化」。
つまり、ちょっと大雑把な言い方をすれば、「国によって整備されたスキルマップ」といえばわかりやすいでしょうか。
図:職業能力開発体系を活用した人材育成イメージと職業能力の体系の関係
(「基盤整備センター」ウェブサイトよりお借りしました)
この「職業能力の体系」では、業種ごとに様式1~4という4種類の資料が、それぞれ以下の目的をもって整備され、その全てが関連し合っています。
これを用いれば、各従業員の成長段階に応じて、どういった作業の習得が必要かを検討が円滑に行えると思います。
ぜひ、「基盤整備センター」ウェブサイトをご参考ください。
本来であれば、各社が自身の業務を棚卸し、こうした資料を作成する必要があるのでしょうが、その基礎となる情報が整備されたこの「職業能力の体系」。
しかも、建築工事業だけでなく、なんと97業種分(執筆時現在)が作成されています。
これは、まさに日本の宝であるといっても過言ではありません。
少子高齢化が進み、働き手が減少する現代社会において、組織の人材育成は重要な経営事項。
そのカリキュラムをより効率的かつ効果的に設計、もしくは見直していくためにも、ぜひあなたの組織でもこの「職業能力の体系」を生かしてみませんか?
カテゴリ
アーカイブ