2週間以上前の話になりますが、11月2日(土)に宮崎市で 小戸之橋 安全祈願祭 が行われました。
今回、坂下組は旧小戸之橋の右岸側の橋梁撤去工事を行います。
小戸之橋は昭和38年に建設され、建設してから約48年経過し、老朽化が著しく、また、片側の歩道で歩行者、自転車の安全が確保されていないことなどから、架け替え工事が行われることになったそうです。
お昼からは ありがとう小戸之橋 さよならフェスティバル と言う、イベントも開催されました。
橋の上を自由に歩ける歩行者天国や、参加者800人によるバルーン飛ばし、ステージイベント、出店などもあったようです!
テレビのCMでも流れていましたが、平成25年11月1日〜平成33年3月の7年半の間、小戸之橋は架け替え工事開始に伴い、全面通行止めされます。
CMを観ていて思ったのですが、「いくら大きな橋とはいえ、旧橋を撤去して、新しい橋を造るのになんで7年半もの時間がかかるんだろう」という疑問を抱いた人は、私だけではないはずです!
そこで今回、安全祈願祭にも出席された、U野常務にそのことについて聞いてみました!
河川に関する工事は、特殊な場合を除いて、出水期になると、工事を中止しなければなりません。
出水期とは、川が増水しやすい時期をいいます。融雪の時期、集中豪雨(梅雨)や台風多いの時期が出水期にあたります。
日本では、一般に6月〜10月頃が出水期にあたります。
出水期に工事をしてしまうと、川が増水した場合、流れを阻害し、堤防を越流したり、洗掘の原因になります。
そのため、この出水期の間、工事を中止しなければならない為、7年半という長い歳月が、かかるということです。
ちなみに雪が多い地方では雪融けの多い3〜5月が出水期になるそうです。
7年半と思うと長く感じるかもしれませんが、7年半の間、小戸之橋の様子がどのように変わっていくのか見てみるのも、一つの楽しみかもしれません!
今回、 写真&資料を提供してくださった、U野常務・A田主任、ありがとうございました!!!
最後に、小戸之橋から見えるのは!??
坂下組が施工し、今秋完成しました、出来島のマンション!!
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