今日は日南市で施工中の、鵜戸トンネル補修工事の現場報告をしたいと思います！
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この鵜戸トンネルは、築５７年と古いトンネルですが、宮崎方面から鵜戸神宮へ行く際、最短のルートで、今でも多くの車が通ります。
しかし、下の写真を見て頂くと分かると思いますが、経年劣化が激しく、ひび割れの発生・漏水等がある為、補修が必要となり、昨年より補修工事を行っています。
補修工事は、まずひび割れ箇所に、炭素繊維シートを張り付けていきます。
それが終わりますと、覆工コンクリート裏面の空洞に、発砲セメントを注入していきます。
このような一連の作業が終わりますと、工事が完了し、また安心・安全に鵜戸トンネルを利用することができます。
このようにして、今あるトンネルを補修しながら、長い間、使い続けて行くことも大事なことの一つです。
そして一つだけ、まだ皆さんにお話ししていないことがあります。実はこの鵜戸トンネル、な・ん・と！
57年前に坂下組が施工したトンネルなんです！！！！
地元の方で、当時坂下組が鵜戸トンネルの工事をしていた時のことを、覚えて下さっている方がいらっしゃるそうで、その方の話によると、「当時、トンネル工事は非常に珍しく、工事中は毎日見物人が後を絶たなかった」そうです！
現在坂下組に50年以上前のことを知っている社員はいない為、地元の方から貴重なお話が聞けて、とても感激です！
そして、県の財産として残るだけでなく、人々の記憶に残っていることが、また更に嬉しいことです！！！
鵜戸トンネルの補修工事は、８月に完了する予定です。
休日を除く工事期間中は、全面通行止めの為、大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い致します。
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