今日は、日向市新庁舎の現場報告をしたいと思います。
本工事は、杭打ち>土留矢板工事>ウェルポイント工法による地下水位の低下>床堀と進んできました。
現在、杭頭処理工事を行っています。
この工程は、庁舎を支える基礎杭の頭部を撤去する工事です。
この基礎杭は、場所打ち杭で、前にも報告したのですが、穴を掘り鉄筋を設置して、
生コンクリートを流し込むと言う工法で、現地で制作する杭です。
杭は、約10mの長さがあり、連続して生コンクリートを打設するため、生コンクリート中の不純物や、
空気泡、水(ブリージング水と言います)が杭の頭部に多く集まり、杭の品質が悪くなる可能性があります。
より品質の良い杭とするため、杭の頭部を1.0〜1.2m程取さります。この工程が基礎杭の頭部処理です。
撤去する部分の杭の鉄筋に生コンクリートが付着しないように、
白い発砲スチロール(通称モルカットと言います)を、あらかじめ巻いて養生します。
杭頭の上から1.0〜1.2mのところに人力で割れ目を入れて、クレーンで吊上げるのですが、
鉄筋の曲がりなどにより、スポンと素直に外れるのはまれで、多くは、人力でコンクリートを
ハツリ壊しながらの作業となります。
先月の報告から、だいぶ現場の風景が変わってきました!
これからも随時ブログにて報告しますので、楽しみにしててください!
最後に・・・今日もアジサイの写真〜♪
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