今日は、国富町で施工中の本庄橋ニューマチック工事の現場報告をしたいと思います!
前にも報告しましたように、この工事は橋台を造る工事で、その基礎がニューマチックケーソンと呼ばれる工法です。
ケーソン下部に気密性の作業室を設け、空気圧により湧水を防ぎながら掘削作業を行い、所定の深さまでケーソンを沈設していきます。
写真に写っている緑色の筒は、気圧差を調整するエアロックです。
左側が人の出入りをするマンロックと言う装置で、右側が土砂の搬出や資機材の搬入するためのマテリアルロックと呼ばれる装置です。
ケーソンの設計深さは、約29mで現在15mまで掘っています。
周りの土質が粘性土の為、ケーソンの壁に張り付いて、均等に下げるのがなかなか難しくなっていますが、工夫しながら垂直に下げていきます。
今後は段々と土質が固くなる為、支持基盤に到着するまで気が抜けません。
また高空気圧の中での人力作業が難しくなってきますので、そこからは地上のコントロール室でモニターを見ながら遠隔操作で掘り進めていきます。
モニターには、ケーソン内の作業の様子や空気圧やケーソンの傾きなどが映し出され管理されています。
前回の報告から少し間が空いてしまいましたが・・・
随時現場報告を行っていきたいと思います。
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