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投稿日:2010/05/25

5月22日(土)の宮日新聞の1面記事。
川南町の養豚業をしている女性からの手紙が写真とともに掲載されています。
発生農家にしかわからない現場の悲惨な状況と無念さがつづられ、一日も早い終息を訴える内容です。
涙なしには読めない手紙は、その女性のお姑さんの詠んだ短歌がつづられていました。
『養豚の音なき終わりにすべもなく 只ありがとうの感謝あるのみ』
このお姑さんは、ウイルス感染を、召集令状をまつ思いと呟かれたそうです。
大切に育てた牛や豚を処分される無念さ。。。 只ありがとうの感謝あるのみ・・・召集令状・・・この言葉だけで、胸がつまってしまいます。

昨日の夕方のラジオでは、高校の畜産科へ進んだ息子をもつお母様からの投稿が。
「今息子はどんな思いで牛の世話をしているのだろう・・・
でもあなたの周りには、一緒に乗り越えていく人達がいっぱいいます。一緒に頑張ろうね。」

移動自粛で自宅へ戻れない息子へ伝えたい思いで、初めてラジオへ投稿しましたというお母様からでした。
ニュースや新聞の数字の情報だけではつかみにくい現状。
渦中の人達の言葉や流れる涙で、正直やっと現実として伝わってきています。
私たちに今できることってなんだろう。県外へでると、あまり放送されていないらしい口蹄疫問題。
東国原知事の涙、JA会長の涙、番組のキャスターの涙。
全国へ数字ではないもっとも伝わりやすい形で現状を伝えて欲しいと思うのは私だけでしょうか。
感染力のたかいウイルスだからこそ、今この現実を多くの人が共有してほしい情報だと思います。

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