日向の支店長からのお便りです!!
12月14日、高千穂トンネル現場に行ってきました。トンネルは、完成に向かって順調に作業が進んでいます。
現在、トンネル内の舗装を行っています。
トンネルの舗装と言いますと、コンクリート舗装が大半です。コンクリートは燃えないし、耐久性が高く、白くなるので坑内の照度が高くなります。
坑内に下ろされたコンクリートをスプレッダーと言う機械で均等に広げます。
丁度お好み焼きを調理する時に使うヘラのような鉄板がくるくる回ったり、押し広げたり、レールの上で前後左右、コマネズミのように動きコンクリートを掻き広げます。
舗装する上でこの機械のオペレーターが最重要な役割を担います。
オペレーターの腕の優劣は、出来栄え・精度・工程に大きく関係してきます。
次にコンクリートフィニッシャーにて締め固め、大きな鉄の板が横方向に何度も往復し横方向の仕上げを行います。
同じように、縦方向の仕上げも機械にて行いますが、最後の仕上げはやはり腕のいい左官で決めます。
この後、ほうき目を入れコンクリートカッターにて溝を作り、注入剤をいれて舗装の完成となります。
現場は順調に工程をこなしています。地区住民の早期の開通を望む声も時折耳にします。
私たち坂下・大淀・工藤JVも完成に向け、 安全に注意しながら最高の品質のものを納入するように日々努力しています。
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