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隠れた秋の味覚

投稿日:2015/09/16

秋の味覚と言えば、皆さん何を思い浮かべますか??
さんまにマツタケ〜、梨にブドウ、栗なんかも美味しいですよね!!!
そんなたくさんある秋の味覚の中で、今日は“栃(トチ)の実”をご紹介したいと思います。


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栃の実とは、栃の木の種子で、栗によ〜く似た、こんな実のことなんですが・・・

栗とは違い、とても苦く、アクを抜かなければ食べられません。

食用としての歴史は古く、なんと縄文時代の遺跡からも出土しているのだそうです。
アク抜きには、手間と時間がかかる為、アク抜きをした市販の栃の実は、なかなかの値段がするそうなのですが、
食べ方としては、栃餅にして食べる場合が多いのだそうです。

日本固有種で、主に東日本に分布し、九州には少なく珍しいのだそうですが、そんな栃の木が高千穂町にある
西臼杵支庁舎前に植えられています。

15〜20メートルくらいまでなる大木で、5〜6月には、写真のような白い花が咲き、秋になると実が実ります。
この時期、うっかり栃の木の下を歩いていると、ポトッと頭上に落ちてくることもあるそうです!

ちなみに栃の木は、その名前によって、古くから栃木県の県木にも指定されているのだそうですよ。

最初に言った通り、秋の味覚と言えば、さんまやマツタケ、梨やブドウ、栗と言ったものが思い浮かぶかもしれませんが、
栃の実は、隠れた秋の味覚なのかもしれませんねっ!機会があれば栃餅を食べてみたいものです!

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