祝子（ほうり）橋開通式の報告が、日向のＵ支店長から届きました〜！！
宮崎県・延岡市が一体となって推進しています、延岡西環状線の一部、祝子橋の開通祝賀会（2/19）に出席してきました。
この橋は、延岡市中川原町〜東海中学校の間にあります祝子川に架かる橋で、わが社は、この工事の内、橋脚（P2）工事にH.20〜H.21の間参加させていただきました。
（就職説明会のパンフレットにも載せている現場です！！）
この工事は、宮崎県ではあまり例を見ない「ニューマチックケーソン」と言う工法で施工したのですが、丁度風呂桶を逆さにして川に沈めるような工法です。
風呂桶が鉄筋コンクリートで出来た「ケーソン」に当たります。
このケーソンの中の空洞に、人が入り、川底を掘りながらケーソンを沈めます。ケーソン空洞の気圧を外の水圧より若干高く設定することで水の浸入を防止します。
その為、このケーソンに出入りする際は宇宙船でも使われる「エアーロック」を経由します。この空気圧の管理が大変なのです。
圧を高くしすぎると川に大量にリークしたり、中で作業する人が潜水病になる可能性が出てきます。
掘削の進捗に合わせ、空気圧を調整しながらケーソンを沈めますが、垂直に沈めることが非常に重要です。
傾いたり、編心したり、回転すると、最悪、壊してやり直さなければなりません。
このように苦労して構築しましたが、車で渡れば数秒、歩いても数分・・・社会資本の充実の為に人に知られない苦労が・・・
このブログをしていくことで、何かが少しでも伝われば私たちも嬉しいですねっ支店長！！
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